創作中の小説における言語について1 - 2019 7/31

人工言語

人工言語学

俺は仮装人類だったようなんだが

俺カソ

小説家になろう

 最近ブログの更新をしていないことに気づいた。 Twitterのやりすぎのような気がする。 まあそれはともかく、今、「小説家になろう」で小説を書いている。 タイトルは「俺は仮装人類だったようなんだが」。 いかにもなろう系。 内容はそうならないように頑張るので応援してください。 あらすじも雑ですが内容はキーワードとかから察してください(雑)。 それで、何がしたいのかというと言語。 小説の中の仮想世界で使われる言語が作りたい。 仮想世界といってもシミュレーションで現実同様に作り出された世界のため異世界だと思って差し支えない。 要するに異世界の言語を作りたい。

設定

 あまり書きすぎるとネタバレになるのでほどほどに。 といってもネタバレできるほどの設定も作っていない。 仮想世界、という漠然としたワードだけといってもいい。 と言いつつ箇条書きにすると、

・元々サンドボックスゲームだったAlubisに、惑星などを作る強者が現れて、仮想世界になった。
・その惑星内で独自の生物や人類っぽい生き物が生まれる。
・主人公はその「人類っぽい生き物」つまり仮想人類である。
・そのため、マトリックスみたいな世界観ではない。
・VRMMOみたいな世界観でもない。
・実はこの世界はプログラマによって作られたものだった!みたいな感じでもない。
・作られた世界だったというのは色々あってもうみんな(その世界の人たち)知ってる。
・そもそもゲームなのでプレイヤーはまだ存在してる

こういう世界観。似たようなものはたくさんあってもドンピシャこれっぽいのはあまりない気がする。(あったら教えてください。) そして今のところ、大陸が4つある地球と同じ扁球の惑星を舞台にしているつもり。 言語がある程度できてから命名したいので惑星名、大陸名などは保留。 そして、歴史言語学的に言語を作りたいため、4つある大陸のうち「有名な海(名前保留)」の西の方で話されていた「西方祖語(名前適当)」を作る。 そのあとに「北西祖語(名前適当)」、「古なんとか語(名前保留)」「現代なんとか語(名前保留)」を作っていく。 それと合わせて隣の国の言語等も作れれば、比較言語学的に問題ない語彙になるのでは、と思っている。

というわけで西方祖語

言語類型論的にいうとSOV、AN(前置修飾)の屈折語。 ただし、語順は比較的自由で、特にOSVにはなりやすい。 音素は次の通り。

主母音
ASCII転写 [IPA]
a [a]
e [ɛ]
i [i]
u [u]
o [ɔ]
q [ɒ]

副母音(母音交替により現れる。基本語にはない)
ASCII転写 [IPA]
u' [y]
o' [œ]
q' [ɶ]
※q'のIPAは表示によってはœと同じに見えるが、別。本来はoEのような字。

子音
ASCII転写 [IPA]
p [p]
b [b]
b" [bʰ]
t` [t̪]
d` [d̪]
d`" [d̪ʰ]
t [t]
d [d]
d" [dʰ]
k [k]
g [g]
g" [gʰ]
m [m]
n [n]
r` [r]
f [f]
v [v]
t' [θ]
d' [ð]
s [s]
z [z]
c [ʃ]
j [ʒ]
x [x]
x' [ɣ]
r' [ɹ]
l [l]
h [h]
全音素数は39。

まとめ

 なんかもう音素だけで疲れたのでとりあえず終わる。 わけわかんない記述が多いと思うが多分見る人あんまりいないし、 ほとんど備忘録なので気にしないで。
次回