仮想世界アルビスの、シュメール語のような古代エジプト語のような言語です。
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3つの音象徴からランダムに選んで造語する。 3つの音象徴は以下。
種類 | 音素 |
---|---|
minus | b d g gʷ β g r |
plus | p t k kʷ ɸ s χ |
neutral | x h m n ɳ l j |
語根に子音を追加してCV・CVC・CVCV・CVCVCの音節構造にする。
語根や名詞に接頭辞、接尾辞を追加する。 語根から直接作るのも可。
前(非円唇) | 中(非円唇) | 後(円唇) | |
---|---|---|---|
狭 | i | u | |
中間 | e | ə(曖昧母音) | o |
広 | a |
両唇音 | 歯茎 | 硬口蓋 | 軟口蓋 | 口蓋垂 | 声門 | |
---|---|---|---|---|---|---|
破裂 | p b | t d | k g kʷ gʷ | |||
鼻 | m | n | ɲ | |||
ふるえ | r | |||||
摩擦 | ɸ β | s | x | χ | h | |
接近 | j | |||||
側面 | l |
子音クラスタは存在しない。 VCCVという語があれば、VCとCVは別音節となる。
SVAM・NA・後置詞の膠着語。 能格言語で、音節構造が比較的単純。 能格のため語順が作者でもわからなくなりがちだが、 動詞の前は絶対格のみで、能格や他の格は動詞の後におく。
文法性として、有生・無生がある。 男女のある文法性と違って、生物か非生物かになる。 文法性によって、付属語が変わったりする。
格は能格、絶対格、属格、与格、奪格の5つ。
格助詞によって表される。
有生の格助詞は、能格は-sə、絶対格は-i、属格は-ne、与格は-o、奪格は-boとなる。
しかし、代名詞など単独で子音のみのものは、
子音の連続をあまり好まないため、能格でa、属格でe、奪格でoがつく音便変化が起こる。
無生の格助詞は、能格がなく、絶対格は-u、属格は-je、与格は-lə、奪格は-riとなる。
単独で子音のみのものは、属格でe、与格でa、奪格でiがつく。
名詞には定と不定がある。 不定は無標で、定は付属語-exによって表す。
時制には現在・過去・未来の3つがあり、未来は意思に近い。 現在は無標、過去は-eb、未来は-kaɳの時詞が付く。
動詞と時制の後には文が終わるか(終止)、助動詞が続くか(連助)、名詞を修飾するか(連名)、 によって続く終助詞が変わる。 終止は-a、連助は-x、連名は-oが付く。
助動詞は連助の終助詞に続き、普通の動詞とほぼ同じように振る舞う。 例えば否定の助動詞-abであれば、「kʷop-x-ab-a (食べない)」のようになる。
膠着語であり、単語数が多くなるため、分かち書きは文節単位とする。 付属語は記号「-」で表し、「私は(絶対格)」だったら「ɸ-i」と表される。 音便は付属語でなく単語自体の変化なので「私は(能格)」は「ɸa-sə」となる。