UTAU-Synth
UTAU
ボカロ
VOCALOID
DTM
Mac
技術系の記事が多くなると言っておきながら 最初の記事はUTAU-Synthについて。 まぁDTMだから一応技術系でしょ(適当)。
UTAU-Synthを知らない人はそもそもこの記事にたどり着いてない気もするが...。 UTAUを知っててもSynthを知ってる人が余りいない気がするので解説。 UTAUを知らない人は UTAU - Wikipediaを見ればだいたいわかる(説明放棄)。 ボカロの開発者が違うフリー版くらいの認識でいいと思う。 UTAUがWindows版なのに対して、 UTAU-SynthとはUTAUのMac版ソフト。 Mac移植版ということになってはいるが、 本家UTAUとはだいぶ操作が違う(らしい)。
で、何が難しいのか。 これは大きく分けて2つあると思う。
まずぱっと見これ。 全然見た目が違うし、 操作性も違う。 Mac版なだけあって、 Macユーザーに使いやすいようにできてる気がする。
これはいい点だと思う。 実際Win版UTAUを使ったことがないのだが、 休符を一々入力(勝手に出てくる?)のは正直面倒。 ボカロも休符があるのだろうか? よくわからないが普通に音符だけ入力する方が、 GarageBand等普通のDTMに近くて使いやすい気がする。
Win版UTAUには誰かが作った追加機能を入れる機能がある。 UTAU-Synthには、 ないというかプラグインを入れる仕様になっていない。 公式の「UTAU-Synthというソフトとして完結させたい」 みたいな意思からだった気がする。
エンジン(合成エンジン)というものがあるらしい。 多分声を合成するときのエンジン(説明になってない)。 UTAU-Synthでは選ばない(1つしかない)ため意識すらしない。 そのため、エンジンについてはよくわからない。 雑ですみません。
これはとても便利。 音声合成には「単独音」と「連続音」(あと、CVVCとか)という音源の種類がある。 ざっくり説明すると、 単独音は「あ」とか「か」とか一つひとつの音として録音してあるものだが、 連続音は「ああいあう」や「かかきかく」のように 連続した音を録音することで、音と音のつながりを再現できるようにしている。 Win版UTAUでは、 こことここのつなぎを連続音にする、みたいにひとつひとつ設定しなくてはいけない。 UTAU-Synthは全部自動で連続音にしてくれる。 その分細かく設定できないというデメリットもある。
矩形選択とは、音符を四角く選択できるやつ。 これのおかげで時間と音の高さの両方を一気に考えて選択できる。 Win版UTAUは選択大変だろうな...。